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今回は少し前に掲載した、
蝶の里公園の2日目のうちのその1です。
先に掲載した種類と重なるところも多くありますが、そのまま会った順番に掲載していきます。
また、掲載枚数が50枚近くありますので、数回に分けて掲載しようと思います。
当日はおおむね晴れのお天気でしたが、最近の不安定なお空模様のために急に暗くなったり、曇ったりすることがありました。
森林内と言うことで暗い場面も多く、ISO200~3200をその時の状況によって設定を変えて、撮影しています。
そして、この場所ですが、ここ1ヶ月半で数えてみると、6回も行っていました。
かなり遠く、また高速代も片道で3000円ほどかかりますが、完全に気に入りの場所となってしまった様です。
機材は EOS 1D Mark Ⅲ + Sigma APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSM + 1.4×テレコン使用での手持ちによる撮影です。
**この場所は
昆虫・植物類をはじめとした生物類の採取を固く禁じているところでもあり、また活動センターによる監視の目もあります。
その上に様々なところで、その出現種については全て公開されていますので、今回も場所名を伏せることなく、そのまま公開・掲載をします。
そして、写真については会った順番にそのまま並べ替えることなく、そのまま掲載しました。

駐車場で真っ先にあったのは、ゴマダラチョウ君でした。
他人の車の上に乗っかっていて、あまりまわりをうろうろしていたら不審者とも思われかねませんので、ある程度数枚だけ撮っておきました。
ただ、後で考えてみたら、もう少しきちんと撮っておけばと思いました。
初めて会う種類です。
そして、オオムラサキ君の近縁種でもあります。

クロウリハムシ君です。

ヒメウラナミジャノメ君です。
園内あちこちで見掛けますので、結構な個体数がいるようです。

こちらも初めて会うハチ君でした。
身体は真っ黒で、胴体の途中が細くなっていて、ジガバチ君の様な感じでした。
調べてみると、クロアナバチ君でした。

会った瞬間はニホンカブラハバチ君と思っていました。
しかし、どうも触角が大変に長いですし、翅の模様も若干異なります。
現在は不明種で調べているところです。
追記:この種は大変に資料も少なく、また大変な時間がかかってしまいました。
手持ちの図鑑類、文献類などを全て引っ張り出して、6時間もの時間を費やして、ようやく判明しました。
身体の色合い、翅の模様、産卵管、頭の色合いなどから総合的に判断しました。
「
クロヒゲアカコマユバチ」君の♀でした。
勿論、初めて会う種類です。
このあたりはニホンカブラハバチ君やチュウレンジバチ君などとも似ており、十分な注意が必要のようです。

こちらも初めて会う種類です。
カマドウマ君と言う感じですが、どうも今一歩良くわかりません。

緑色の付いた個体です。
カマドウマ君で緑色というのは見たことがありません。
と言う事はカマドウマ君ではないと言う事になりそうですが、現在調べているところです。
追記:この2枚の個体に関しては、hitakijoさん、kurabarさん、MGさんにご指摘を頂きました。
いつも誠にありがとうございます。
調べている最中に、クルマバッタ君に緑色はないと言う、誤った観念を植え付けられてしまい、そのために無駄な時間を費やしてしまいました。
特徴的にこの2枚の個体は全く同じ種類と思われ、皆様方から頂いたご指摘と調べた結果を総合して判断しますと「
クルマバッタ」君の幼虫と言う事になります。

感じ的にはクビキリギス君の幼虫と言う感じですが、こちらも良くわからず、現在更に調べているところです。
追記:こちらの個体に関しては、hitakijoさんよりご指摘を頂きました。
再度、誠にありがとうございます。
ご指摘とまた調べた結果から、「
クサキリ」君の幼虫と言う事になりそうです。
1回目は一応このあたりにして、不明種がかなり多いです。
それにしても、バッタ・キリギリス類のかわいい子供たちがかなり多くいて、大変に素晴らしい季節です。
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- 2008/08/05(火) 19:05:45|
- 昆虫
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| コメント:12
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蝶の里公園 (2日目のうち、その2) |
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葛西臨海公園 ・ 鳥類園 (昆虫類 ・ クモ類編)>>
・トップのゴマダラチョウ、良いですね。
車の上で吸水しているのでしょうか?
・ヒメウラナミジャノメの波模様美しいですね。
クロアナバチ、良いですね。ヤブガラシの蜜をなめていますね。
>会った瞬間は・・・・。は、以前見た事のある「ヒガナガハバチ」にとても似ています。
>緑色の付いた個体です。・・・・は、「トノサマバッタの幼虫」と「クルマバッタの幼虫」に似ていますね。↑上も色こそ違え体形は同じですね。褐色のトノサマバッタ幼虫は見た事がありませんが。
どちらも(上下の画像)背の隆起が大きいので、どちらかというとクルマバッタのような気がします。こちらの褐色タイプは結構見かけますから。
- 2008/08/05(火) 23:01:35 |
- URL |
- hitakijo #mQop/nM.
- [ 編集]
思い出しました。最近は歳のせいか思い出すのに時間が掛かってしまいます。(笑)
最後の画像、クビキリギスに良く似た「クサキリの幼虫」だと思います。数年前に赤塚公園で見ていました。
- 2008/08/05(火) 23:07:55 |
- URL |
- hitakijo #mQop/nM.
- [ 編集]
ゴマダラチョウ、美しいですね。見たことはありませんが
オレンジ色の目と口はすごく特徴的ですね。
不明の2色のバッタはトノサマバッタかクルマバッタの
近縁種の幼虫のように思います。環境によっては茶色に
なるタイプもあったように思います。
- 2008/08/05(火) 23:09:25 |
- URL |
- kurabar #3aXRcdxk
- [ 編集]
こんばんは、いつもありがとうございます。
いつもながらにお言葉も大変に恐縮です。
ゴマダラチョウ君、車の上に水分でも見付けたのでしょうか。
しばしの間とまっていました。
初めてでしたので、もう少しきちんと撮っておけば良かったと今更にして思っています。
ヒメウラナミジャノメ君、ここでは結構個体数も多く、どちらかと言いますと撮りやすい種類かと思われます。
翅の模様も全てにピントが合えばいいのですが、実際にはかなり至難の業です。
これもこれからの大いなる課題です。
クロアナバチ君、初めてでしたが、黒いハチ君と言う事で、撮影できる機会をじっと待って、ようやく撮影できた写真です。
ヤブガラシさんの所には今現在ではマメコガネ君がかなり多くいますが、それ以外にも様々な種類が来ています。
おおむね、この場所にいれば、色々な種類を撮ることが出来るのですが、このクロアナバチ君、警戒心が強いのか、ミツバチ君やクマバチ君の様にはなかなか近寄って撮ることが出来ず、かなり難しい個体だと思いました。
ハバチ君、実は当初ニホンカブラハバチ君とは違うと感じたときに「ヒゲナガ」と「ハバチ」で調べていました。
意外と単純なお名前もあり、そこから目標にたどり着ける事もありますので、最近はその特徴からたどることをしています。
しかし、期待に反して、ヒゲナガハバチ君は背中、頭の模様が違っていました。
そして、翅の模様もかなり違和感がありました。
そこからが大変でした。
この記事を掲載してから、今までずっとこのハチ君を調べていました。
結局6時間以上もかかってしまいましたが、何とか結果は出すことが出来ましたので、良かったと思っています。
追記にも書いてありますが、クロヒゲアカコマユバチ君でした。
お名前も初めて聞きますし、初めて会う種類でした。
バッタ君ですが、現在も調べているところです。
確かに褐色の方はクルマバッタ君、もしくはクルマバッタモドキ君に大変に似た個体の写真がありました。
しかし、緑色の付いた個体はやはりクルマバッタ君、またはクルマバッタモドキ君にはいないようですので、トノサマバッタ君とするのが間違いない様にも思います。
ただ、ご指摘にもある通り、背中の隆起、これは大変に気になります。
トノサマバッタ君であれば、丸みを帯びる様にも思いますから、そこから考えれば、確かにクルマバッタ君の方になりそうです。
現在、どちらなのか、様々に調べているところです。
また、かなり時間がかかりそうでもありますが、今のところ、どちらの写真も同種類と思われ、またクルマバッタ君に緑色は入らないようですし、トノサマバッタ君の幼虫の褐色個体も存在していましたから、どちらもトノサマバッタ君であろうと推測しています。
ただ、背中の隆起、これは大変に気になり、ネックとなっています。
いつも色々とご助言、ご指導と頂きまして、誠にありがとうございます。
- 2008/08/06(水) 01:48:36 |
- URL |
- よしの88 #a0J2.lfM
- [ 編集]
こんばんは、お忙しい中、再度誠にありがとうございます。
最後の写真、クサキリ君の幼虫と言うことで、うちもほぼその線で考えています。
頭の突起、形状がはっきりとわかる写真があれば良かったのですが、前方向からの写真がないために判断に迷っているあんばいです。
更に良く調べてから、追記として載せたいと思います。
再度再度いつもお手数をおかけ致します。
- 2008/08/06(水) 01:54:52 |
- URL |
- よしの88 #a0J2.lfM
- [ 編集]
こんばんは、いつもありがとうございます。
ゴマダラチョウ君、うちも初めてでしたが、撮った時はあまり意識していなかったのが失敗でした。
その時は多分、別の種類を考えていたのだと思います。
後から考えてみれば、もっときちんと撮っておくべきだったと思っています。
確かにこの眼とストローは大変に目立つ色合いですね。
バッタ君、こちらもトノサマバッタ君かクルマバッタ君(もしくはクルマバッタモドキ君)で色々と調べているところです。
実際はどちらもトノサマバッタ君であろうと考えていますが、背中の隆起が大変に気になっています。
また、クルマバッタモドキ君の幼虫写真にこの褐色の写真とかなり酷似したものを見付けましたが、どうなのか調べているところです。
また、クルマバッタ君に緑色はないことから、この2枚の写真が同じ種類(少なくとも同じ種類と考えていますが)とするならば、トノサマバッタ君と言う事になりそうです。
しかし、いくつかの点で気になることもあり、更に色々と調べているところです。
いつも色々とありがとうございます。
- 2008/08/06(水) 02:02:42 |
- URL |
- よしの88 #a0J2.lfM
- [ 編集]
駐車場ではあまりうろうろできませんね。
ゴマダラチョウ、今季まだ撮れていません。
見かけるのですが、留まってくれなくて。
綺麗な個体ですね。何を吸っているのでしょうか。
ヒメウラナミジャノメ、蛇の目紋が見事です。
ヤブガラシに来ているクロアナバチ、すごい美男子に撮られていますね。
本人に見せたら自慢するかもしれません(笑)
クロヒゲアカコマユバチさん、よく分かりましたね。
よしの88さんの粘り勝ちですね。6時間とは恐れ入れました。
ハチもきれいですが、ヤブガラシのつぼみもきれいです。
カマドウマ? これ見たこともありません。
ものすごくユニークな形をしていますね。バッタの仲間なんでしょうか。
ラストは愛らしい子ですね。
昆虫は種類が多くてまた似たようなものもたくさんいるでしょうから、見分けるのが難しそうですね。
それにしても、よしの88さん、虫の世界にどっぷりはまっていますね。
- 2008/08/06(水) 16:45:48 |
- URL |
- asitano_kaze #QfVI8dBA
- [ 編集]
こんばんは、いつもありがとうございます。
そうですね、今現在は虫君たちが一番活発な季節ですから、それだけに諦めきれない部分が多くあります。
シギ・チドリ類の季節でもありますが、こちらは今週末くらいから、毎日連続で三番瀬、谷津干潟(来週が潮の状況が一番良いと思われますので)に行く予定にしています。
あとは折を見て、昆虫類にも専念する日を入れていきたいと考えています。
ゴマダラチョウ君、今回初めてでした。
撮った時は多分別の種類を考えていたのだと思います。
駐車場と言うこともあり、数枚とりあえず撮ってと言う感じでした。
後で考えてみたら、もっときちんと撮っておくべきだったと思っています。
多分車の金属部分に水分か何かが付いていたのだと思うのですが、さすがにそこまでは確認しておりませんでした。
ヒメウラナミジャノメ君、いつ見てもきれいです。
ここではかなり多くの個体数がいますが、撮るとなるとなかなかうまく行きません。
クロアナバチ君、そうおっしゃって頂きますと、当の本人も喜んでいるでしょうね。
いつもの事ですが、モデルが良かったことに尽きる様に感じます。
クロヒゲアカコマユバチ君、これはなかなかわからずかなり時間がかかりました。
本文にも書いてありますが、最初はニホンカブラハバチ君と思っていましたので、そこから辿って行ったのですが、これがまた合致する種類がありません。
そうなると原色昆虫大図鑑やら何やらを引っ張り出してきて、片っ端から標本プレートと比べますが、同じく、そう簡単に見つかるわけがありません。
ここで役に立ったのは、意外にも地方の昆虫同好会が発行した、ハバチ・キバチ類の研究報告書でした。
ここのプレートで間違いないと感じたところです。
また、日本蜂類同好会の代々の会報からもこのコマユバチ君のお仲間であることが予測できました。
こうして考えると大図鑑という類よりも地道にその研究を続けている同好会、研究会の様な集まりの会報や研究報告がいかに役に立つかを改めて痛感しました。
ヤブガラシさん、そう言えば今季はまだお花の写真を撮っていませんでした。
終わりのバッタ君、カマドウマ君ではなかったです。
どうもトノサマバッタ君の感じですが、更に調べているところです。
カマドウマ君もバッタ・キリギリス類のお仲間です。
最後も今一歩決め手がありませんが、クサキリ君であるだろうと推測しています。
今の時期はこの様な1cmにも満たない、小さなかわいいバッタ君やキリギリス君の子供たちでいっぱいです。
そのために歩くのにも大変に気を遣います。
そのまま歩いてしまうとそこにいる昆虫類を踏ん付けてしまう可能性がありますから、足を下ろす前に少し左右に振って、そこにいる可能性のある虫君たちが逃げられる様にしていかないとなりません。
それによって、また撮影の幅が広がると言う事にもなりますが、決して裸地以外の所は普通に歩くと言う事が出来ない季節でもあります。
- 2008/08/06(水) 23:11:37 |
- URL |
- よしの88 #a0J2.lfM
- [ 編集]
クロヒゲアカコマユバチ・・・良く調べられましたね。この仲間も大変な世界で、お手上げの画像がたくさんあり、途中放棄しています。(笑)
背中の丸い隆起のあるバッタはクルマバッタです。
名前の由縁はそこからきています。
- 2008/08/07(木) 13:23:08 |
- URL |
- MG #H7ugZLQM
- [ 編集]
こんばんは、いつもありがとうございます。
クロヒゲアカコマユバチ君、この個体にはかなりの時間がかかってしまいました。
撮った時はニホンカブラハバチ君かそのあたりだろうと思っていましたが、この触角が長いというのが引っかかり、色々と調べることになりました。
結果的にはやはり、当初考えていた種類ではなかったわけですが、この触角がよく見えていなかったら、ニホンカブラハバチ君で終わっていたかも知れません。
真社会性と言われるハチ類ではそれなりに資料も多くありますが、キバチ類、ハバチ類を初めとしたその他のハチ類に関しては資料も大変に少なく、また似た様な種類も大変に多く、調べるのにも大変な時間がかかります。
こう言うときに役に立つのが今回改めてわかったことなのですが、大図鑑や図鑑などの類よりも、地方などで地道にその調査や研究をしている同好会や愛好会などの研究報告、代々の会報でした。
今回はそう言った様々なこともあり、何とか判明しましたが、やはり、いつもそううまく行くとは限らないのが、この世界です。
背中の丸いバッタ君、クルマバッタ君と言う事でありがとうございます。
今回は調べている最中にどこで植え付けられたのかわからないのですが、クルマバッタ君に緑色はないと言う、誤った観念を持っていたために調べるのに大変に無駄な時間を費やしてしまいました。
その成虫を見たことがないですから、特徴などが把握できていず、そのあたりもまだまだと言う所です。
- 2008/08/07(木) 22:50:32 |
- URL |
- よしの88 #a0J2.lfM
- [ 編集]
逢いたいな~。私は今日少し撮影してたのですが、逢えた蝶はいつもなじみのヒメアカタテハだけでした。
- 2008/08/08(金) 00:51:25 |
- URL |
- どりさま #YhxRTNrk
- [ 編集]
こんばんは、いつもありがとうございます。
ゴマダラチョウ君、今回が初めてでした。
実際は撮った時に別の種を考えていた様で、取り急ぎ撮ったと言う感じで、今にして思えば、もっときちんと撮っておくべきだったと思っています。
ヒメアカタテハ君、そう言えば、うちは今季、まだ会っていません。
アカタテハ君はこの前会ったのですが・・・。
どうも今シーズンはタテハ類が少ない様な気がしてなりませんが気のせいでしょうか。
- 2008/08/08(金) 20:38:17 |
- URL |
- よしの88 #a0J2.lfM
- [ 編集]