野鳥道傳説Ⅱ

好きな野鳥さんたちをメインに、昆虫さんから植物さんまで身近な仲間たちを・・・。

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谷津干潟 再び

今回も再び、谷津干潟です。

試し撮りの3回目として、今日は特に露出関係に重きを置いて試してみました。
そのせいか、全体的に露出をプラス側にしていた設定が多く、露出オーバー気味の写真が多くなってしまったように感じられ、殆どは完全なる失敗編でした。

潮の状況は午前中に満潮、夕方に干潮という、うちが考えるに良いパターンとは言えない状況でした。
お天気はおおむね晴れ模様でした。

撮影は CANON EOS 1D MARK Ⅲ + Sigma APO 300-800 F5.6 EX DG HSM +1.4×テレコン使用です。

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アオサギ君をアップで撮ってみました。
今までの写りでは眼の感じがきつく感じる(黄色の部分が鋭いというのか硬いというのか)様に思っていたものの、この眼の黄色の部分は前回も感じたことですが、滑らかで良い感じに思えます。
更に透明感も出せれば、良いかなと思っています。

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近くに来てくれるのはこのオオソリハシシギ君だけです。
丁度少し首をかしげたときです。

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メダイチドリ君、昨日よりは少しですが、近くで撮れました。

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キョウジョシギ君です。
こちらは昨日と同じような感じですが、どちらかというと昨日の写真の方が少し遠いですが、良さそうです。

806I089501.jpg


コアジサシ君の飛翔を狙ってみました。
背景が全く良くありませんし、完全なる露出オーバーの失敗編です。
もう少し背景を考えて撮る瞬間を選択するとともに露出をマイナス補正にした方が良かったようです。
それよりも遠すぎと言う感じの方が強いかも知れませんが・・・。

明日は昼頃に満潮となりますので、津田沼高校側の川で再度挑戦したいと思います。

806I091701.jpg


こちらは背景が完全に空抜けとなってしまい、これも完全なる露出設定ミスです。
最初はトビ君かと思いましたが、良く見るとチョウゲンボウ君です。
チョウゲンボウ君は初見初撮りでした。
それにしてもこれも遠すぎです。

806I093401.jpg


チュウシャクシギ君です。
やはり遙か遠くでした。

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ダイサギ君です。
露出を一つ落とした方が背景的には良かったかもです。

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ダイゼン君です。
どうしてもダイゼン君は表情が難しいです。
何故かいつもすっきりと行きません。

806I101401.jpg


遙か遠く、対岸を飛んで行った、着地体勢のセイタカシギ君たちです。

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夕方に舞い降りた、3羽のコサギ君たちです。
完全なる露出オーバーでした。
そして、斜光という条件も重なって、今一歩に写ってしまいました。

806I107101.jpg


再びセイタカシギ君です。
どうも様子がおかしいです。
何とか頑張ってもらいたいと願うのみです。
ミシシッピアカミミガメ君が2匹一緒にいるのも曰くありですが・・・。
人工ブロックがどうしても邪魔になってしまいますが、これは仕方がないことかも知れません。

残念ながら今回は失敗作ばかりとなりましたが、これも試し撮りの間では良い勉強です。
露出に関しては前の40Dとはレベルが若干ずれているようで、前に様にしていると設定ミスを繰り返す事になり、そのあたりをつかんでおく事が必須の様です。

明日は干潮が朝方、そして、昼頃に満潮、また夕方に干潮と、ここ最近ではどちらかと言うと良いパターンの方なので、引き続き行くことになりそうですが、再度色々と試していきたいと思います。

**また、今日はいつもお世話になっているasitano_kaze さんに現地でお声を掛けていただきました。
色々とお話もさせて頂き、短い時間でしたが、大変に有意義な時間でした。
この場を借りて、感謝、御礼を申し上げます。
また、今後ともよろしくお願い申し上げます。
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  1. 2008/04/30(水) 00:46:19|
  2. 野鳥
  3. | コメント:16

谷津干潟

今回も谷津干潟で実質は新機種の試し撮り2回目となりました。
先日に続いて、天気予報は半分はずれて、曇りがちのお天気模様でした。

また、ここ谷津干潟は月曜日、観察センターが休みと言う事もあり、駐車場も使えないだろうと今まで行ったことがなかったのですが、センターが休みでも駐車場は開いていました。
と言う事は、センターに入ることと淡水池を見ることが出来ない事以外は全く変わりがないと言うことで、これからは曜日を気にせずに行くことが出来るかと思っています。

実際に鳥君たちに曜日は関係ありませんから、大変に重要なことです。

撮影は CANON EOS 1D MARK Ⅲ + Sigma APO 300-800 F5.6 EX DG HSM + 1.4×テレコン使用です。

806I067301.jpg


トップは前回と同じになってしまいますが、オオソリハシシギ君です。
今シーズンは例年になく、このオオソリハシシギ君が多く来ています。
ただ、干潟中央部にかたまっているためにかなり遠い状態です。
前回と同じく、近くを歩いてきた個体です。

806I034101.jpg


メダイチドリ君です。
こちらも遠いです。

806I035701.jpg


ムナグロ君です。
多分前からずっといる1羽かと思われますが、どうもこの場所がお気に入りのようです。

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キアシシギ君です。
今シーズンでは初認となりました。

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久しぶりにセイタカシギ君です。
余計な足環が全く邪魔です。

806I066001.jpg


ハマシギ君です。
当日の個体数は数百くらいでした。

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キョウジョシギ君です。
今シーズンはどうも個体数が少ないような気がしてなりません。

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アオサギ君です。

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遠くにダイゼン君です。

806I077001.jpg


コサギ君です。

ここのところ、満潮が午前中、干潮が夕方と言う状態です。
うちがベストと考えているのは、午前中から昼頃に干潮、夕方に満潮、このパターンが一番と思っています。
その潮の状況にもよるのでしょうか、どうも種類、個体数が少ないような気がしてなりません。

そして、さすがにAPS-Hとなり、何しろ「遠い」と言う事を改めて実感しています。
これに関して慣れていくしかないと思っています。

これからも試し撮りとしての場はここか東京港野鳥公園かと考えていますので、潮の状況は良くないですが、当分は連続で行くことになりそうです。
  1. 2008/04/29(火) 00:05:55|
  2. 野鳥
  3. | コメント:10

谷津干潟 (そして新機種試し撮り)

前回の記事では皆様方のコメントに対してのお返事が大変に遅れましたこと、ここにお詫び申しあげます。

また、4月は仕事も例年になく、年度末のピーク並みでした。
お世話になっております、皆様方の方への訪問がここの所出来ていませんが、改めて追ってお邪魔をしていきたいと考えています。

さて、今回は谷津干潟です。
そして、その当日はまさに試し撮りそのもので、かなり薄暗いくらいの曇り模様、撮影開始から1時間程度で雨模様となってしまい、いくらも試し撮りが出来なかったという結果に終わってしまいました。

以下はその中のほんの数枚ですが、今までと比べてどうなのかはまだ良くわかりません。
ただ、薄暗くい曇り空での撮影は今までの40Dでは殆ど全てが失敗に終わっていたことを考えれば、直感的にかなり「良い」のではと言う感じもしてくることです。

全て露出はプラス補正で少々オーバー気味という感じもしますが・・・。

撮影は Canon EOS 1D MARK Ⅲ + Sigma APO 300-800mm EX DG HSM + 1.4×テレコン使用です。

806I027601.jpg


オオソリハシシギ君です。
薄暗い中でも色合いはある程度出ているように思いました。
そして、今までの40D(ISO、その他ほぼ同条件で)ではボケるかブレるかばかりでしたが・・・。

806I024401.jpg


同じくオオソリハシシギ君です。
どうもバックの色合いが薄い(コントラストが弱いというのでしょうか?)様にも感じますが・・・。

806I020401.jpg


遙か遠くのオオソリハシシギ君です。
悪条件の中でも色合い的にはとらえられているような・・・。

806I021801.jpg


フジツボ君を突いていた、キョウジョシギ君です。
この天候の中、キョウジョシギ君の色合いはそのものに感じます。

806I018601.jpg


そして、今までの同システムで40D使用では飛翔写真はまず無理(いつも撮影していたのですが、ボケ写真の量産でした)と諦めていたのですが、今回は1秒10コマ連写を使って、試してみました。
この薄暗い天候の中でも何とかとらえられていると言うところが実際の所、驚きでした。
遙か遠くに飛んで横切っていった、キョウジョシギ君です。


806I029701.jpg


こちらは遙か遠くにアオサギ君です。

実際撮った枚数も種類も少なかったのですが、また近いうちに色々と試してみたいと思います。
少なくとも40Dのような最初のおかしいという違和感その他は全くありませんでした。

DSCF568601.jpg


昨日購入した機種(勿論新品)です。
実はこれは日々の500円玉貯金のたまものです。
2年ほど前、当時は EOS 1D MARK ⅡNが欲しくて、購入を考えていましたが、APS-H(35mm換算で1.3倍)と言う事がネックとなり、なかなか踏ん切りが付きませんでした。

上の500円玉貯金はこの頃から始めました。
菓子折の缶(20cm四方くらいの大きさ)のふたを開かないようにして、切り込みを入れ、そこに日々、500円玉を入れていったという物です。

先日中に入って落ちる音も鈍くなり、持ってみると、かなり重く感じましたので、中は数えず、そのまま銀行に持ち込みました。

何と800枚以上の500円玉でこれがこの機種の購入資金となりました。
約2年間、特に何も考えずに投入していったのですが、まさに「ちりも積もれば山となる」です。

この機種の魅力に感じていることは主観的に・・・
①1秒 10コマ高速連写・・・40Dの6コマから考えると雲泥の差という感じもしてきます。
②シャッター耐久30万回以上・・・枚数を多く撮りますので、シャッターユニットの耐久性は一番重要です。

この2点です。

まだ、使い始めて、1日目、数百枚も撮っていませんので、実際の所まだ殆ど良くわからないというのが現状です。
これから更に様々な設定で試し撮りをして行き、その良いところ(悪いところも)を見付けていきたいと思います。
  1. 2008/04/27(日) 02:56:41|
  2. 野鳥
  3. | コメント:14

東京港野鳥公園

今回は3月下旬に集中して、3回行った、東京港野鳥公園の2回目です。
この当日は少し曇りがちのお天気でしたが、かなり暖かい1日でした。

撮影は EOS 40D + Sigma APO 300-800mm F5.6 EX DG HSM +1.4×テレコン使用での撮影です。

IMG_219840.jpg


コチドリ君が来始めていました。
5羽で2羽+2羽、そして1羽は別行動でした。

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ホシハジロ君とキンクロハジロ君の中にちょっと違和感のある個体が1羽いました。
さてこの子は誰でしょう?

感じ的にはホシハジロ君とキンクロハジロ君(またはスズガモ君)のあいの子のようです。

IMG_079540.jpg


遠くにミコアイサ君がいました。
♀と言うよりも第1回冬羽と言う感じの個体です。

IMG_081540.jpg


コガモ君たちです。

IMG_088040.jpg


バン君です。
ここでは殆ど葦原の中に隠れていますので、バン君を見るのはあまりないことです。

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アオサギ君です。

IMG_092440.jpg


オオバン君です。

IMG_094840.jpg


キンクロハジロ君です。

IMG_096540.jpg


イソシギ君です。

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水の中から飛び出してきました。
誰かと思ったら、モズ君でした。

IMG_111940.jpg


ハシビロガモ君です。

IMG_113440.jpg


遙か遠くにオオタカ君です。
現地ではハイタカ君ではと言う声が多く上がっていましたが、オオタカ君にしか思えません。
ただ、猛禽君とはあまり縁がなく、良くわからないというのも確かです。

IMG_117740.jpg


ホシハジロ君です。

IMG_121040.jpg


遙か遠くにノスリ君です。

もう今現在ではカモ類は殆ど北へと旅立ってしまいましたが、この頃は旅立ち直前で残っている個体も多くいました。
そして、旅立ち前、羽繕いに余念がないと言う感じの行動もかなり多く見られました。
今頃は北の地へと無事に降り立っているかと思います。
  1. 2008/04/18(金) 19:46:59|
  2. 野鳥
  3. | コメント:10

三番瀬(前回の不明個体考察)

今回は前回の2枚目(3枚目も同一の個体)の個体について、考察したいと思います。
皆様方から、様々なご意見を頂き、この場を借りて、感謝御礼をする次第です。

考察と言っても、実際に候補として上がっている、ヒメウズラシギ君に関しては手持ちの文献では全く記述が見当たらず、またサイト上にも資料が殆どないことから、手持ちの図鑑(9種類)によって判断せざるを得ない状況です。

また、考えれば考えるほど、ますますわからなくなる傾向にもあり、実際にここで考察する考え方も合っているのかどうかは良くわかりません。

この個体は2008年4月5日の昼頃に同地で見られました。
実際はヨーロッパトウネン君と2羽で行動をともにしていて、あたかもペアではないかという感じさえする程でした。
ちなみに他に見られた、ハマシギ君やシロチドリ君などとは全く別行動でした。

IMG_847439.jpg


これは前回出した写真と同じです。

IMG_820039.jpg


こちらも前回と同じ写真で伸びをしているところです。

IMG_785739.jpg


ヨーロッパトウネン君と一緒に行動しているところで並んだところです。
身体の大きさに関しては、撮影距離が2羽とも同じ距離でないと写真では実際に見た感覚と異なるので、出来るだけ横並びの写真を選んでみました。

IMG_878139.jpg


ほぼ真横からの撮影で尾の部分も少しははっきり見えます。

IMG_820439.jpg


尾の部分が斜めからですが、何とかわかる写真です。

IMG_860839.jpg


角度的な物でしょうか、尾の部分が少し違った感じに見える写真です。

あと、真正面からの写真があれば、良かったのですが、残念ながら撮っていませんでした。

さて、この個体がいったい誰なのか、うちなりに考察していきたいと思います。

ここで、候補に挙がっているのが、トウネン君かヒメウズラシギ君かと言う事です。
そして、ヨーロッパトウネン君、果たしてはヒレアシトウネン君と言う可能性もないか考えたいと思います。

各部の特徴などについて、

トウネン君の可能性・・・A
ヒメウズラシギ君の可能性・・・B
ヨーロッパトウネン君の可能性・・・C
その他の可能性・・・D

として、身体の各部についてそれぞれ考えていきたいと思います。

【その1:身体全体・体型】
ヨーロッパトウネン君と並んだ写真からすると、どちらかと言うとヨーロッパトウネン君よりも細身でスマートな感じに見えます。
ただ、単体の写真より一般的なトウネン君かの体型から考えるとどうも尾羽が短く感じられ、横方向が詰まったように感じる体型にも見えます。
羽毛を膨らませているとも考えられますが、くちばしの短さも伴って、かなり横方向が詰まった体型であることが伺えます。

仮にヒメウズラシギ君としてみますと、くちばしの長さ、尾羽から遙かに突出する初列風切から考えるにもう少し横方向に広がった、スマートな体型に見えるのではないかと考えられます。

→その1の結果から考えられること・・・AまたはCに近いのではと考えられます

【その2:頭部】
これは1枚目などの単体写真から見て考えられる事です。
トウネン君の場合、頭に小さな軸斑が連なることが一般的かと思われます。
写真の個体もどちらかというと軸斑の連続性は少なく、またコントラストも弱く、小さな軸斑が連続しているという感じに見えます。
これはヨーロッパトウネン君に関してもほぼ同じ事が言えそうです。
反対にヒメウズラシギ君の場合、軸斑が密に連続して、見た目は繋がっているように見えることが考えられ、コントラストも強く、少なくともその感じには見えません。

また、わずかながらではありますが、赤褐色みが感じられるようにも見えます。

→その2の結果から考えられること・・・A、もしかしたらCに近いのではと考えられます。

【その3;お顔】
お顔に関してはどの種類も同じようであり、感じとしては同じように見えます。
しかし、眉斑に関して見ると写真の個体はくちばし基部の上部で繋がっているので、少なくともこれは典型的なトウネン君の特徴と考えられます。
ヒメウズラシギ君の場合、一般的にこの眉斑がくちばし基部の中間部にまで達しているためにトウネン君よりは少なくともかなり太く感じます。

→その3の結果から考えられること・・・AもしくはCではないかと考えられます。

【その4:くちばし】
くちばしに関してはトウネン君の場合、頭部に対しては短めで若干下方向に曲がっているようにも見えるのが一般的かと思われます。
ただ、くちばしの線は直線的に見えます。
その反面、ヒメウズラシギ君の場合はどちらかと言うとくちばしはハマシギ君の系統に近く、頭部に対して少し長めで線は直線的、また若干下に曲がって見え、かつ先端が尖っていないのが一般的かと思われます。

その結果、頭部とくちばしの比率(正確に計っているわけではないですし、また羽毛を膨らませていることも考えられますが)について見た目で判断するしかないかと考えられます。

それぞれの写真から見るとくちばしは頭部に対して短く見え、若干ではあっても下に曲がっているようで、尖っているようにも見えます。

色合いについては黒色ですので、どの種類にもあてはまりそうです。

→その4の結果から考えられること・・・A、またはCと考えられます。

【その5;背中の模様】
見る限りは白色のV字は見当たらないように見える
少なくともここからヨーロッパトウネン君は除外できそうで、ヒメウズラシギ君の可能性も否定出来ません。

→その5の結果から考えられること・・・A、もしくはBと考えられます。

【その6;肩羽の模様】
肩羽の軸斑に関してはどの種類も似ており、写真から判断することは難しそうです。
ただ、黒色が濃い傾向にあるように見え、また太くも細くもないという感じです。

→その6の結果から考えられること・・・判断が難しいです。

【その7:胸の模様】
写真の個体は概して白色で胸元に縦の斑が薄く入っている様に見えます。
また、のど元は模様が寸断され、白いと感じられるように思われます。

これはトウネン君の冬羽から夏羽への段階であれば、考えられ、またヨーロッパトウネン君でも考えられることです。
しかし、ヨーロッパトウネン君では胸元に一回り薄くでも模様が入るかと思われますので、のど元は白くても、その点でも違和感があるように感じられます。
そして、縦斑以外の色合いは薄いので、どちらかと言うとヒメウズラシギ君的でもないように感じられます。

→その7の結果から考えられること・・・Aではないかと考えられます。

【その8:足】
足に関してはヨーロッパトウネン君並んだ写真を見る限りでは、殆ど同じ様に感じられます。
しかし、これは歩いている状態ですので、実際には判断が難しいです。
ヨーロッパトウネン君の場合、比較的長めの足、トウネン君とヒメウズラシギ君は比較的短めの足という事が一般的ですが、写真を見る限りでは確実に判断は難しそうです。

ただ、ヨーロッパトウネン君と同じような、またはほぼ同じくらいと考えると同種と考えるのが妥当のような感じもしてくることです。

→その8の結果から考えられること・・・Cの可能性もあるが、実際には判断が難しいです。

【その9:雨覆の模様】
写真のの個体を見る限りでは軸斑は細く、また色合いは強く、また赤褐色みもわずかながら感じられるように思われます。
そして、羽縁は白いがその分かれ目ははっきりしていると言うところまでは行かないように見えます。

これはトウネン君の個体のバリエーションにもよりますが、近い特徴ではないかと考えられます。
また、ヨーロッパトウネン君とヒメウズラシギ君の場合、雨覆の軸斑はかなり太く、また全体的に黒く感じるのが一般的と思われますので、可能性としては低くなりそうです。

→その9の結果から考えられること・・・Aの可能性が高いと考えられます。

【その10:三列風切】
写真の個体は三列風切に黒い軸斑があり、そのまわりは淡い赤褐色、そして、羽縁は丸みを帯びているように思われます。
トウネン君の三列風切は一般的にと尖り気味ですが、冬羽から夏羽の過程と考えれば、丸みを帯びた個体もいるのではないかと考えられます。
ヨーロッパトウネン君に関しても同じ事が言えそうです。
どちらかと言いますと軸斑は濃く、羽縁も明瞭に見えます。
ヒメウズラシギ君の場合、全体的に黒褐色で羽縁の形状的には丸みを帯びた方に近いが、赤褐色は全体的に帯びるとは考えにくいと思われます。

→その10の結果から考えられること・・・AまたはCではないかと考えられます。

【その11:初列風切】
写真の個体は尾羽よりもかなり突出している様に見えるのですが、真横からですとほぼ同じ程度か多少の突出にも見えたりと角度によって様々です。
初列風切の突出はヒメウズラシギ君の最大の特徴でもありますが、多少の突出はヨーロッパトウネン君でも見られる特徴です。
トウネン君の様々なバリエーションから考えても決してないとは言えない様にも思えてきます。

模様に関しては黒く、白い細い縁が見えるように感じられます。

また、トウネン君の場合、初列の最長羽と2枚目が殆ど重なって見え、3枚目も三列先端よりも出て見える特徴があることから、この個体はトウネン君の特徴を備えているようにも思われます。

→その11の結果から考えられること・・・どの種類とも考えられる。しかし、Aの可能性が強いと思われます。

【その他】
伸びをしている写真で、白い帯がはっきりと見えています。
これはコメントにおいてもご助言いただいておりますが、トウネン君とヨーロッパトウネン君の特徴と思われます。
反対にヒメウズラシギ君の場合ではこの白い帯はかなり細く感じられます。


・・・・総合してその結果として考えられること・・・

色々と文献も探したのですが、手持ちの文献ではこの種類に関する記述が見当たりませんでした。
そこで手持ちの図鑑、9冊を参考にして、色々と考察をしてみましたが、ここで痛感することはシギ類は大変に難しいと言うことでした。

冬羽から夏羽のその度合いによってもかなり見え方が異なり、また様々なバリエーション、個体差もあるために、その種類の特徴が一概に言えないところが難しいところで、考えれば考えるほどわからなくなってきます。

ここで結果として、いったい誰なのかと言う事ですが、身体の大きさ、その他の特徴、また初列風切と尾羽の関係などを総合して、ヨーロッパトウネン君である可能性も完全には否定できませんが、トウネン君と考えたいと思います。

「疑わしきは罰せず」の原則ではないですが、結果的には「疑わしきは・・・」となってしまいました。

また、コシジロウズラシギ君の可能性ですが、これも資料が殆どなく、判断できません。
撮った写真にも腰の部分の特徴のわかるものはありませんでした。

ヒレアシトウネン君の可能性ですが、伸びをしている写真でひれが見えるようにも思われ、疑いが出てきましたが、これも良くわかりませんでした。

ただ、これも絶対ではなく、また以上の考えでも誤っている特徴を考えている可能性もありますから、この記事を書いた後も全てを読み直して、図鑑を再度読み直し、何か思い違いをしている箇所がないかを確認していきたいと思います。

なお、この見られた時期を考えると「第1回冬羽」は考えられても、「幼鳥」はまず考えにくいですので、幼鳥の特徴はこの際考えておりません。

また、今回のこの件に関しましては、皆様方からお忙しい中、様々なご意見、ご助言、またご指導を頂きました。
この場を借りて、深く感謝、御礼を申し上げます次第です。

また、誤った見方、その他ございましたら、またご意見を頂きますと大変に助かります。

今回は、かなり時間がかかってしまいましたが、反対に色々なことを見る結果にもなり、大変に勉強になったと思われます。

これからも様々なシギ君・チドリ君がこれから来ますので、広い視野で色々と見ていきたいと思います。


【参考にした、手持ちの文献、図鑑】

ネイチャーガイド日本の鳥 550 水辺の鳥、文一総合出版、2000年
北海道野鳥図鑑、亜瑠西社、2004年
シギ・チドリハンドブック、文一総合出版、2004年
フィールドガイド日本の野鳥、日本野鳥の会、2007年
鳥630図鑑、日本鳥類保護連盟、2001年

The Shorebird Guide
Shorebirds of North America The Photographic Guide
Shorebirds of North America,Europe,and Asia
Waders of Europe,Asia and North America

の以上、9冊の図鑑と専門書を参考にしました。
  1. 2008/04/09(水) 18:08:57|
  2. 野鳥
  3. | コメント:8

三番瀬 またまた再び

今回も割り込み掲載です。
予定は未定で大変に申し訳ありません。

再度再度、三番瀬に行ってきましたので、掲載をします。
当日は晴れ模様でしたが、砂浜、干潟には大変に人間が多く、実際は撮影できる様な環境ではなく、また種類も大変に少なめという結果でした。

やはりこれからのシーズンは潮干狩りと言う事もあるのか、環境的には難しそうです。

そして、最近は早くに三番瀬に行って、満潮を迎えるか位の頃に谷津干潟へと移動し、セットで行くことが殆どとなっています。
谷津干潟は川を介して海岸と繋がっているために三番瀬よりも満潮が2時間近く遅れます。
そのためにシギ君・チドリ君たちが相互を移動している可能性も高く、大変に効率が良いと感じられます。

撮影は EOS 40D + Sigma APO 300-800mm F5.6 EX DG HSM +1.4×テレコン使用です。

今回は人間も多く、種類が少なかったので、それだったら、その少ない種類を徹底的に撮ろうと思い、ほんの数種類しか撮影していません。
掲載する写真もそのほんの数種類、数枚といつもよりかなり少ない枚数です。

IMG_874439.jpg


ヨーロッパトウネン君です。

IMG_847439.jpg


一目、先日のヒメウズラシギ君に似ていると思ったのですが、トウネン君でした。

IMG_820039.jpg


伸びをしている、トウネン君です。

IMG_782039.jpg


ミユビシギ君です。

IMG_756439.jpg


シロチドリ君です。

IMG_755139.jpg


メダイチドリ君です。

そして、当日の谷津干潟は後日掲載しますが、ハマシギ君が1000羽以上はいそうでした。
その中に多くのトウネン君、ダイゼン君が混じっていました。
また、オオソリハシシギ君も夏羽の個体が多く来ていました。
メダイチドリ君は10羽ほどでした。
ホウロクシギ君は未だに健在で1羽います。夕方にはいつものポイント(アヒル島)に飛んできました。
そして、オバシギ君もいたと言う事でしたが、確認できませんでした。
キョウジョシギ君が多くのハマシギ君の中に1羽だけ、遙か遠くに確認出来ました。
キョウジョシギ君はここ谷津干潟では今シーズンでの初認となるかと思われます。

ますます、干潟も賑やかになって来て、大変に楽しみです。
  1. 2008/04/06(日) 14:10:25|
  2. 野鳥
  3. | コメント:23

三番瀬 また再び

今回は連続して、三番瀬に行ってきましたので、再度割り込みで掲載します。

当日はおおむね晴れ模様でしたが、やはり海側に太陽が位置するために逆光、ないし半逆光の写真ばかりとなっています。
ここでは完全なる順光で写真を撮ることは物理的に不可能ですので、仕方がないのですが、ただどうしても鳥君たちの表情が生きてこないのが残念でなりません。

撮影は EOS 40D + Sigma APO 300-800mm F5.6 EX DG HSM +1.4×テレコン使用です。

IMG_535239.jpg


前回のトップはダイゼン君でしたが、今回はムナグロ君です。
どちらかと言うと、ムナグロ君は湿地帯に多く、海岸・干潟ではそれほど見掛ける種類ではありません。

どうしても光の向きの関係から、目が生きてこないのが残念でした。

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ウミアイサ君が来ていました。
2羽で、ゆったりと波に乗りながら泳いでいました。

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ミヤコドリ君、今回は干潟の真ん中に50羽ほどかたまっていました。
ただ、風が沖合から吹いていたために、みな背を向けている状態でした。

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1羽だけ単独行動をしていた、ミヤコドリ君です。

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遠かったのですが、波打ち際にダイシャクシギ君が歩いていました。

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ダイゼン君です。

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シロチドリ君です。

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コサギ君です。
多少ですが、婚姻色になり始めているような個体です。

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ハジロカイツブリ君です。
今までより少しは良い感じに写せたかなと言う感じです。

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オオバン君です。

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ヒドリガモ君です。

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ハクセキレイ君です。
砂浜でしきりにはねていましたが、その理由は良くわかりません。

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スズガモ君ですが、♂と♀が半分半分の不思議な個体です。

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ダイサギ君です。
婚姻色になりつつある個体ですが、眼の方も赤くなってきています。

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ユリカモメ君です。

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スズガモ君の♂です。
波打ち際でゆったりとしていました。
その距離、わずか4~5mのところで、うちも砂浜に座り込んでスズガモ君たちと一緒しました。

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波打ち際でスズガモ君の♀です。
大きな波が来ると倒されそうに流されそうになっていました。

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ヨーロッパトウネン君です。

今回は前回よりも種類が見られましたが、個体数はそれぞれと言う感じでした。
また、ハマシギ君は堤防にかなりの個体数が並んでいましたが、干潟、砂浜では見掛けませんでした。

あと、昨日の大珍鳥とも言える、ヒメウズラシギ君ですが、残念ながらいませんでした。

あと2週間で潮干狩りが解禁されます。
それまでに出来るだけ行きたいところですが、あと何回行けるかと言うところです。
  1. 2008/04/04(金) 23:00:51|
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三番瀬 再び

今回は東京港野鳥公園の3月の2回目の予定でしたが、三番瀬に再び行ってきましたので、割り込みで掲載します。

当日は昨日来の強風はおさまったものの、お天気は今一歩で雲も多く、どちらかと言うと曇り模様と言う感じでした。

ここではどうしても太陽が海側に位置するために、なかなか光のあんばいがうまく行きません。
逆光、ないし、曇りで日が隠れたりして、殆どの写真がすっきりと行かなくなってしまいました。

そして、この日のカメラマンはうち1人だけ、途中から1人増えましたが、少ししていなくなってしまいました。
と言うわけで、十分に落ち着いて撮影できたのは良かったのですが・・・。

撮影は EOS 40D + Sigma APO 300-800mm F5.6 EX DG HSM +1.4×テレコン使用です。

IMG_405339.jpg


ダイゼン君です。
ハマシギ君と一緒に行動していました。

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ダイゼン君の同じ個体ですが、お顔に焦点を合わせました。
角度にもよるのかと思いますが、大変に目が大きいです。

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シロチドリ君です。
10羽ほどで砂浜を小走りに走っていました。

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ハマシギ君、胸の黒くなってきている個体です。

IMG_406039.jpg


ハマシギ君、こちらは冬の名残のある個体です。
余計な標識を付けていますが、この標識は多分、谷津干潟で放鳥された個体の標識と思われます。

IMG_407439.jpg


コサギ君です。

IMG_411039.jpg


ミユビシギ君、2羽で波打ち際に佇んでいました。

IMG_426039.jpg


ミユビシギ君です。
こうしてみると確かに後趾がないように見え、3つ指です。

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オオソリハシシギ君が来ていました。

IMG_442639.jpg


スズガモ君です。

IMG_444439.jpg


シロチドリ君です。

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さて、この子は誰でしょうか。
トウネン君には違和感があり、また羽の感じからヨーロッパトウネン君という感じでもなさそうです。
くちばしの先が微妙に下に曲がった感じ、ほおあたりの赤褐色、その他よりヒメハマシギ君と言う可能性もありそうな・・・、時間のあるときに調べたいと思います。
ひとまずは保留です。

追記:4月4日 hitakijo さんよりご指摘を頂きました。
ヒメウズラシギ君と言うことで、調べてみますと確かに特徴などは一致しており、また大きさ的にも間違いないと感じました。
この時期は個体差がかなりありますので、他の種類でも似ている種類も確かにいますが、大きさと初列風切と尾羽の関係などを総合すると、氏のおっしゃる通り、ヒメウズラシギ君です。

これもまた昨シーズンのヘラシギ君発見の時と同じく、全くの偶然でしたが、大変な鳥君をいつの間にか撮ってしまっていたようです。

この場を借りて、hitakijo さんに感謝、御礼をする次第です。

蛇足ですが、その次の日に行ったときは残念ながら見当たりませんでした。

IMG_449839.jpg


婚姻色になりつつある、ダイサギ君です。

IMG_450039.jpg


ユリカモメ君にカモメ君です。

IMG_460539.jpg


アメリカヒドリ君です。
特徴から交雑と言うよりもそのものと言う感じです。
まわりはスズガモ君、ヒドリガモ君たちです。
そして、ホシハジロ君の♂が1羽だけ一緒にいました。

IMG_463039.jpg


カンムリカイツブリ君、ほぼ夏羽の個体です。

IMG_464539.jpg


500m以上はあるでしょうか、遙か遠くの堤防にカモメ君たちとミヤコドリ君たちが並んでいました。

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ハクセキレイ君です。

IMG_467939.jpg


タヒバリ君です。
2羽で砂浜で行動していました。
背景が少しごっちゃになっていますが・・・。

IMG_471939.jpg


ハジロカイツブリ君です。
今回も今一歩うまく行きませんでした。

今回はハマシギ君はそれほど多くはいませんでした。
また、前回のようにまとまって飛翔するという光景も見られませんでしたが、オオソリハシシギ君が来たことによって、確実に季節が進んでいると言うことを実感しました。

また、当日の谷津干潟では引き続き、ホウロクシギ君が1羽来ています。
また、メダイチドリ君も6羽確認しました。
ハマシギ君は多分三番瀬からこっちに移動したものと思われ、1000羽以上はいるようでした。
そして、オオソリハシシギ君(多分三番瀬から移動してきた個体と思われます)も来ていて、ここ谷津干潟では昨日まで記録がなかったので、今シーズン初認となるかと思われます。

確実にシギ君・チドリ君の季節に入ってきていることがうかがえました。
  1. 2008/04/02(水) 23:12:02|
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よしの88

Author:よしの88
東京都目黒区在住
昼夜・休みと関係のない不規則な仕事の合間に時間を見付けては、あちこち撮影に歩いています。

写真は駆け出しの素人写真ばかりですが、どうぞ、ごゆっくりと。
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全ての写真はノートリミング、無修正・無加工でそのままJPEG画像をサイズ変更だけで手を加えることなく掲載しています。
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